Q & A

【おことわり】

 あくまでもこのコーナーは、1つの例です。
 言葉だけでは、その方の状態に合った説明・指導は出来ませんので、
 ご連絡いただき、ご相談くださいますようお願いいたします。

   
・出産前編
・おっぱいの大きさ編
・食べ物編
・体重の増加
・母乳の栄養編
・分泌量編
・夜泣き編
・離乳食編
・断乳編
・アレルギー編


出産前編

Q.
 現在妊娠7ヶ月ですが、産まれたら母乳で育てたいので、赤ちゃんが飲みやすいように妊娠中から手入れをしておきたいと思います。どのようにすれば良いですか?


A.
 最近は、過度の心配から、必要以上に出産前におっぱいの手入れをする方が多いようです。過度の手入れは、様々なおっぱいのトラブルにつながる事が多く、あまりお勧めできません。
 お風呂に入った時に、乳頭の先に溜まったカス・ゴミを取る程度で十分です。
 赤ちゃんが哺乳瓶より先にお母さんのおっぱいを吸ってくれる事が何よりも大切なので、出産直後、できれば分娩後30分以内におっぱいを吸わせてください。
 しかし、病院のシステムや赤ちゃんの状態によって、すぐに母乳があげられないこともあります。入院中にうまく授乳が始められないようなら、お早めにご連絡ください。


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Q.
 私のおっぱいは扁平でほとんど乳首が出ていません。赤ちゃんが産まれてもこれでは吸えないと思うのですが、出産前に何かしておいた方が良い事はありますか?


A.
 心配ありません。出産前にすることは、お風呂に入った時に乳頭の先に溜まってしまったカス・ゴミを取る事だけです。
 特にお腹の張りがあったり、切迫早産等の危険がある方は何もしないでください。 出産後は、出なくてもいいですから、哺乳瓶をくわえさせる前におっぱいを吸わせてください。おっぱいが張り始める前であれば、軟らかいので乳首が突出していなくても吸えると思います。
 乳首が出ていないと母乳育児は無理、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは無理だと決め付け、哺乳瓶を吸わせてしまった事により、赤ちゃんが哺乳瓶慣れをしてしまったためです。
 赤ちゃんが哺乳瓶に慣れる前に、自分のおっぱいを吸わせる事が肝心です。
 おっぱいが張ってくると、すべって飲めなくなってしまうこともありますので、お早めにご連絡ください。

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Q.
 二人目の妊娠です。上の子供の時は3ヶ月位まで混合でしたが、徐々にミルクが増えて母乳は途中で断念しました。
 おっぱいの処置が必要だなんて知らなかったので、そのままにしてしまいました。
 今回は、出産後からしっかりと母乳で育てたいと思うのですが、何か準備する事はありますか?


A.
 現在妊娠何週目かによって違いますが、基本的には、安定期に入ってからお風呂に入った時に、乳頭の先に溜まったカス・ゴミを取るだけで十分です。
 上のお子さんの時に、断乳の処置をされていないので、出産後2〜3日するとかなりおっぱいが張ると思います。
 おっぱいが張ってくる前に赤ちゃんにどんどん吸わせてください。赤ちゃんに乳管を開通してもらう事が一番大切な事です。


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おっぱいの大きさ編

Q.
 私はおっぱいが小さく、妊娠してからもあまり大きくなりません。おっぱいが小さいと母乳の出は悪いのでしょうか?


A.
 おっぱいの大きさは分泌量には関係ないと言われています。確かに”溜める”という事に関しては大きいおっぱいの方が多く溜まるかもしれません。
 しかし、赤ちゃんには、溜めたおっぱいを飲ませるのではなく、”湧いて”きたおっぱいを飲ませてあげてください。
 小さなおっぱいでも大丈夫です。産まれたらすぐにおっぱいを吸わせてあげてください。


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Q.
 私のおっぱいは元々かなり大きく、妊娠・出産後はさらに大きくなり、乳首も赤ちゃんの口に入るか分からないくらい大きくなっています。このままで母乳育児はできるのでしょうか?


A.
 乳首の大きさは拝見させていただかないと何とも言えませんが、おっぱいは大きくても授乳はできます。しかし、出産直後にバーンと張って硬くなってしまうと赤ちゃんが吸いづらくなってしまいます。
 しばらくは飲ませる前に前搾りをした方が良いので、早めの来院をお勧めします。

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食べ物編

Q.
 母乳を飲ませている期間は、母親は栄養をつけた方が良いと聞きます。
何も考えず、おもち、おはぎ、赤飯等いろいろ食べました。
それが正しいのかさえ分かりません。適切な食事について教えてください。


A.
 日本人は基本的には”和食”ですが、今は和・洋・中、いろいろ食べることができます。「おもちを食べるとおっぱいが良く出る」と言われた昔の食生活は、粗食で他に高カロリーなものがなく、おもちを食べてカロリーを摂取し、おっぱいを張らせていたのでしょう。
 今の飽食の時代に、お母さん方がおもちをたくさん食べるとカロリー摂取過多により、おっぱいが張りすぎて乳腺炎になってしまうこともあります。
 簡単に言うと、「油っぽいもの」「甘いもの」「消化の悪いもの」等ニキビのできやすそうなものは、控えておいた方が良いです。
 しかし、あれもダメ、これもダメ、ではストレスになるので、調理方法を工夫したり、食べ過ぎないようにしてみてください。
 本当は”和食”を中心にバランスの取れた食事が一番です。


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Q.
 甘いものが大好きで、控えた方が良いことは分かっていますが、やめられません。食べ過ぎるとどのような影響があるのですか?


A.
 甘いものといっても様々な種類があります。
 まず、ケーキなどの洋菓子は、生クリームや卵、砂糖、バターを多く使っています。例えば、バターは動物性の油が含まれているので、おっぱいが詰まりやすいです。
 運良くおっぱいが詰まらなかったとしても、カロリーが高い分、乳汁も濃厚になり、それを飲んだ赤ちゃんも太りやすくなる可能性があります。
 和菓子でよく使われるもち米、砂糖、あんこ等はおっぱいが張りやすく、おっぱいが溜まり過ぎで乳腺炎になりやすいようです。
 全く禁止してしまうと、ストレスが溜まり、精神的に良くないので、調理方法等を工夫して、糖分控えめで手作りデザート等チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 リンゴとサツマイモの煮物など、砂糖がなくても甘くておいしいですよ。


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体重の増加編

Q.
 4ヶ月の男の子です。出生時3,000g、1ヶ月健診時3,800g、3ヶ月健診時5,800gでした。
 母乳だけで育ててきましたが、母乳が足りていないから体重の増えが悪いのだと、医者からも家族からも言われました。こんなに元気なのに本当に母乳が足りていないのでしょうか?


A.
 一般的な育児書や病院では、1ヶ月健診時は出生時より1kg以上、3ヶ月健診時は2倍体重が増加していることが望ましいと言われています。
 しかし、母乳の場合は、母子手帳の発育曲線の標準値を下回ることが少なくないようです。
 実際、多くの事例では、母乳が足りないから体重の増えが悪い・・・というのは、ほとんど見受けられません。
 体重増加について過度に不安にならず、「おしっこはちゃんと出ているか」「運動機能や脳の発達(反射など)は正常か」をしっかりチェックしてください。
 おしっこがちゃんと出て、運動機能等正常であれば心配はいりません。
 赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいを飲ませてあげてください。

 おっぱいを拝見しないと状態に合った説明ができませんので、早めの来院をお勧めします。また、必要であれば、母乳育児に積極的な小児科もご紹介します。

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Q.
 赤ちゃんの体重が増えすぎて困っています。出生時は3,800g、1ヶ月で5,500g、4ヶ月で8,500gです。
 病院では、母乳の飲ませ過ぎだと言われましたが、3・4時間おきに飲ませています。
 時間を空け過ぎるとおっぱいが張って痛いし、赤ちゃんも欲しがって泣くし、欲しがるだけ飲ませています。
 ただ、こんなに太ってしまう程、たくさん出ているとは思えないのですが・・・
 どのようにしたら良いか教えてください。


A.
 体重が増えないで悩んでいるお母さんにとっては、幸せだと思われてしまうかもしれませんが、増えすぎてしまうのも心配ですよね。
 「自分の摂取カロリーが高過ぎるのでは?」「このまま赤ちゃんが肥満児になってしまうのでは?」と悩みは尽きないと思いますが、母乳の飲ませ過ぎではないと思います。
 たくさん出ているかどうかは、飲ませながら量が量れないので分かりませんが、赤ちゃんが飲んでくれたことによって、おっぱいがスッキリしているのであれば、2人にとってはちょうど良いおっぱいなのだと思います。
 しかし、溜まり過ぎのおっぱい ということも考えられますので、飲ませる前に少し搾ってみてはいかがでしょうか。搾ってからですと、溜まった古いおっぱいを捨ててから飲ませる事ができます。
 お母さんの食事は、和食を中心にバランス良く食べてください。ご飯は多く摂取しても構いませんから、甘いものは少し控えめにしてください。
 もう少し月齢が進み赤ちゃんが動き回るようになると、少しずつ身体が引き締まってくると思います。
 母乳の場合は、このまま肥満児になることはありませんが、赤ちゃんが大きくなってからのおやつの与え方は気をつけてください。


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母乳の栄養編

Q.
 出産後9ヶ月くらい経つと、母乳の栄養はほとんどない・・・とよく聞きます。
 某社の○○○ーアップミルクなどに切り替えた方が良いのでしょうか?


A.
 某社の○○○ーアップミルクなどは、鉄分やカルシウムを多く含んでいます。
 人工栄養の赤ちゃんには、生後9・10・11ヶ月くらいから、このようなミルクに切り替えても良いかもしれません。
 しかし、母乳にもそれらの栄養素は含まれていますし、ミルクより母乳の方が赤ちゃんの身体の中への吸収が良いのです。
 今まで母乳を飲ませていたのであれば、切り替える必要はありませんし、混合にする必要もありません。
 ただ、授乳するからにはしっかりと3時間ごとの授乳がお勧めです。

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Q.
 生後3ヶ月です。おしっこは出ているようですが、おっぱいを飲ませても飲ませても2時間おきくらいに泣きます。まだやっと3ヶ月になったところなので、すぐに泣いてしまうのは仕方がないし、泣く度に吸わせていますが、私のおっぱいに栄養があるのか心配です。栄養がないおっぱいだから泣くのでしょうか?赤ちゃんが栄養失調になったりしませんか??


A.
 お母さんのおっぱいは妊娠中から少しずつ授乳の準備をしています。
 赤ちゃんに必要な栄養分はちゃんと作られているはずです。
 大事なのはお母さんが健康であり、バランスの良い食事を取る事です。
 生後3ヶ月の赤ちゃんが、2時間おきにおっぱいを飲む事は特段問題ありません。笑ったり、喃語を言ったり、日々かわいらしさが増してきているのではないでしょうか。
 もう少しすると首も据わり安定してきます。母乳の場合は、頻回に飲ませる事が一番大切です。生後100日過ぎると、お母さんと赤ちゃんのリズムが合ってくると言われています。
 おしっこも出ていて他の発達に問題がなければ心配ありません。


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分泌量編

Q.
 初産で現在3ヶ月の男の子です。
 私の張らないおっぱいを良く吸ってくれますが、出が悪いのか飲み終わった後も泣いています。
 結局、1日4回の授乳時にミルクを100cc足しています。
 夜は良く寝てくれますが、はたしておっぱいがどのくらいの量出ているのか分かりません。どのようにしたら良いのか悩んでいます。


A.
 おっぱいをもっと回数多く飲ませてみてはいかがでしょうか?
 赤ちゃんはとても利口なので、おっぱいをまじめに飲まなくても後でミルクを貰えることを分かっているようです。
 1日4〜5回の授乳ですと少ないので、足すミルクの量をもう少し減らし、3時間おき位におっぱいを飲ませるようにしてみてください。
 そして、最初は大変ですが、夜中もおっぱいを飲ませるようにしてください。
 おっぱいの量は見た目で確認できないので、赤ちゃんのおしっこが授乳のたびごとにちゃんと出ていれば足りているでしょう。
 この件に関しては、個人差もあり一概には言えない場合があるので、詳しくは直接Well Babyまでご連絡ください。


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Q.
 先日初めての子供を出産したばかりです。出産後3日目ぐらいからおっぱいがガチガチに張り、入院中は病院の看護婦さんがマッサージしてくれましたが、どんどん痛くなるばっかりです。
 赤ちゃんが飲んでくれてもどうやら飲みきれないようで、むせてしまいます。退院後は母乳だけで育てていますが、私のおっぱいはカチカチのままです。どのようにしたら楽になれるのでしょうか?


A.
 初めての出産で、入院中からおっぱいがガチガチになってびっくりしたことでしょう。
 まずは、おっぱいを飲ませる前に、自分で搾ってください。個々各々なので何とも言えないのですが、搾る量の目安は、乳輪と乳首が軟らかくなるくらいまでです。
 乳輪と乳首が軟らかくなってから赤ちゃんに飲ませれば、今までより少し楽になると思います。
 おっぱいを温めることは逆効果ですので、冷やし気味の方が良いのですが、アイスノンや氷で冷やすのは、おっぱいの組織を痛めてしまいます。濡れタオルやキャベツで冷やしてください。
 キャベツを1枚よく洗って、芯を取り水気を拭き取ったら、そのままおっぱい全体に当ててください。
 授乳の時は、はずして水につけておき、授乳の後にまた当てます。キャベツが「しなしな」になってしまったら、新しいものに取り替えてください。
 他にジャガイモや里芋を使った湿布もありますが、詳しくは直接Well Babyまでお尋ねください。
 お母さんと赤ちゃんのリズムが合うのには、少し時間がかかりますので、しばらくは前搾りをした方が良いかもしれません。できれば早めにマッサージにいらっしゃることをお勧めします。


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夜泣き編

Q.
 5ヶ月の女の子ですが、昼間も夜中も2〜3時間ごとにおっぱいを欲しがり、ゆっくり寝てくれません。
 よく3〜4ヶ月になると夜は良く寝るようになり、授乳間隔が空くようになると聞きます。うちの子は抱いてないとすぐ泣くし、夜は寝ないし、ちょっとおかしいのでしょうか?


A.
 人工栄養児の場合は、3〜4ヶ月になるとミルクの1回量が増え、授乳間隔もあくので、夜も寝る前に飲めば長く寝ると思います。しかし母乳の場合は、月齢が大きくなっても、昼間も夜中も3時間以内ぐらいで飲ませることをお勧めします。
 夜中よく寝てしまったりすると、朝まで溜まったおっぱいを飲ませることになってしまうので、おっぱいの味があまり良くありません。
 あなたの赤ちゃんは、おっぱいがおいしいから2〜3時間ごとに泣きしっかり飲んでいるのでしょう。
 抱かないと泣くというのは、赤ちゃんが1人で寝かされてつまらない・・・と感じているいうことです。1人遊びができるようになればだんだん落ち着いてくると思います。抱き癖の心配は大丈夫ですから、何度でもたくさん抱いてあげてください。

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Q.
 1歳を過ぎた男の子ですが、昼間は遊びに夢中でおっぱいはほとんど飲みませんが、寝る前によく飲みます。しかし最近、夜中に何度も起きて泣いてしまいます。抱っこしても落ちつかず、どのようにしたらよいのでしょうか?


A.
 10ヶ月位から昼間は飲ませず、夜寝る前だけおっぱいをあげるというお母さんが多いようですが、それは良くありません。
 1日数回の授乳ですとかなり溜まったおいしくないおっぱいを飲んでいることになります。昼間も飲ませるようにし、もし飲まないようなら搾ってください。そして、夜中もどんどん飲ませてください。
 おっぱいがおいしくなってくれば、夜中に起きてもおっぱいを飲んで寝ると思います。授乳間隔があくようになってから、かなりの日数が経っているようでしたら、早めの来院をお勧めします。


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離乳食編

Q.
 現在8ヶ月の女の子です。離乳食をそろそろ2回にしようと思っています。でも、おっぱいばかり欲しがってあまり離乳食が進みません。離乳食がもっと食べられるように、母乳の回数を減らしたりした方が良いのでしょうか?1回食でもあまり食べないのに、2回に増やして良いのでしょうか??


A.
 離乳食の進み方には個人差がありますのであせることはありません。ただ、授乳の直後に離乳食をあげてもおなかがいっぱいですから、授乳と授乳の間やお母さんの食事のときに一緒にあげるというようにしてみてください。
 お母さんやお父さんが食べているのを見てよだれを垂らしたり、欲しがったり、食器をガチャガチャしたりすれば興味はあるわけですから、無理に進めなくても大丈夫です。2回食に増やすなら1回食の量は少なくても良いでしょう。おっぱいの回数を減らす必要はありません。

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Q.
 1歳になった女の子ですが、上の子供と一緒になってご飯をよく食べます。そんなに食べて大丈夫なのかと思うくらいよく食べます。食べないより食べた方がよいとは思いますが、食べ過ぎということは心配しなくて良いのでしょうか?


A.
 もう1歳なのでしっかり食べて良いと思いますが、おっぱいの飲みが悪いようでしたら少し控えた方が良いかもしれません。
 また、消化の状態も気になりますので、黄褐色のうんちがしっかり出ているか確認してください。
 もし食べ過ぎが気になるようでしたら、ご飯の前におっぱいをしっかり飲ませてみてはいかがでしょうか?少しは食事の量が減ると思います。

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断乳編

Q.
 1歳時健診で、「まだおっぱいを飲ませてるの?」とDrにおこられました。知恵がつくとやめられないとか、10ヶ月ぐらいになると母乳には栄養がないとか、長く飲ませると虫歯になるとか言われましたが、実際はどうなのでしょうか。?
 いつ頃が断乳の時期として良いのか教えてください。


A.
 私がお勧めしている断乳の時期は、「赤ちゃんが1人で歩けること」「赤ちゃんの言いたい事がお母さんだけには伝わる頃」としています。
 Well Babyに来院しているお母さん達の平均は1歳半ぐらいです。
 断乳には季節も関係します。真夏は、断乳後に赤ちゃんが脱水を起こさないように気をつけなければなりませんし、真冬は母子共に風邪をひきやすいので、できれば春・秋が良いでしょう。
 その他に、お母さんの仕事復帰や次の妊娠などで、少し早めに断乳する場合は、おっぱいの状態によって多少方法が違いますので、来院して直接ご相談ください。


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Q.
 2日前に1歳4ヶ月で断乳しましたが、夜寝つきが悪く泣いてばかりで困っています。1人で寝られるようになるには、断乳後どのくらいたってからなのでしょうか?


A.
 2日前までおっぱいを飲んでいた赤ちゃんです。すぐに寝つけることができる赤ちゃんの方が少ないと思います。
 個人差はありますが、Well Babyでは断乳してからスムーズにいくと当日から、 長くなると2週間から1ヶ月位まで、1人で寝つけるまでにかかっているようです。
 まず大切なことは、断乳したということを赤ちゃんに言い聞かせることです。ちゃんと話は聞いているはずですから、もう一度説明をしてください。
 そして、しばらくはおもいっきり寝る時間ぎりぎりまで遊ばせてあげること。気が休まるような、今まで使っていたお気に入りのタオルやぬいぐるみなどを与えてあげてください。
 お母さんが、断乳して良かったのかなぁ・・・とかかわいそうにと思っていると、その気持ちは伝わるものです。2人共がしっかり心の準備をして断乳したのであれば、うまくいくと思います。しかし、おっぱいをそのまま放置するのは良くありません。早めに来院されることをお勧めします。


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Q.
 1歳を過ぎておっぱいもしっかり飲み、離乳食もよく食べます。でも、虫歯ができてしまいました。歯医者さんでは「夜中もおっぱいを飲ませているからだ」と言われてしまいました。私としてはまだ母乳をあげたいのですが、断乳をするべきなのでしょうか?

A.
 1歳を過ぎても昼間も夜中もしっかり頻回に授乳をしていれば、虫歯は母乳のせいではないと思います。
 母乳育児を推進している歯医者さんは、「夜中の授乳のせいで虫歯になる」とは言わないと思います。
 確かに授乳の回数が減り、寝る前と機嫌の悪いときだけしか母乳を飲ませていないという場合は、溜まってしまった古い母乳を飲ませてしまっているので、歯にとっても良いとは言えません。
 おっぱいと離乳食の他に与えているおやつなどの種類を気をつけて、これから歯磨きの習慣を作り、今以上に虫歯がひどくならないようにすれば、今すぐ断乳しなくて良いと思います。

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アレルギー編

Q.
 生後1ヶ月過ぎから赤ちゃんのほっぺたとまゆげにカサカサの湿疹が出てきました。病院では乳児性湿疹だと言われ軟膏をもらったのですが、塗ってしばらくは綺麗になりますが、少し経つとまた出てきます。これはアレルギーなのでしょうか?


A.
 湿疹が出てくるのは大体1ヶ月過ぎが多いようです。アレルギーとは言いきれませんが、その可能性もあるでしょう。私達は助産師なので診断することはできませんが、専門のDrを紹介することはできます。
 いずれにせよ湿疹ができないように食事をバランス良くとることが必要です。食品には何らかの栄養がありますが、食べ過ぎは良くありません。偏って摂取している食べ物があったら少し見直してみてください。
 それでも赤ちゃんの湿疹が改善しなければ、赤ちゃんの湿疹専門のDrをご紹介します。


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